デンタルデザインクリニックでは極力歯を抜かないで、患者さんの骨格や噛みあわせを考慮して将来を見据えたトータル的な矯正治療を行っています。
従来の矯正治療はほとんどのケースで中間の歯(第一小臼歯)を抜いて矯正していました。
もし、この真ん中の歯を抜くと前歯と奥歯の連続性がくずれてさまざまな障害を引き起こします。まずこの抜いたスペースを埋めようとして前後の歯が斜めになってきます。そうすると噛み合わせが崩れてきて、下顎が後ろに下がり顎関節症になりやすくなります。 顎関節症とは、口をあけるときに音がしたり、口が開きづらかったりして症状が進行すると肩こりや偏頭痛などを引き起こします。
ゴムメタルワイヤーの使用 | 今まで不可能だった歯を奥に送ったり起こしたりと自由に動かすことができ、動かす時間も今までの半分でおこなうことができます。 |
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コンピューターで計測 | 頭のレントゲンや顎の動きをコンピューターでの精密な計測をして科学的な診断をおこなっています。 |
顎の歪みも改善 | 模型を特殊な機械に取り付け健康な歯を抜かないためのチェックを正確におこない、あごの歪みや噛み合わせを整えます。 |
短期間での治療が可能 | 既存の矯正方法では、大体2年半~3年、長期の方では5年以上もかかってしまうケースがありますが、当院の治療方法なら約1年程度で終了します。(※個人差があります) |
矯正治療は期間にもよりますが、大体100万円ぐらいかかります。リスクは1年半前後表に矯正装置が付くことです。しかし機能矯正治療は見た目だけでなくかみ合わせを整えて健康的にも効果があります。
俗にいう出っ歯で下の前歯より上の前歯がかなりでている場合を指しますが、上の前歯が出るパターンと、下の顎が下がっているパターンに分かれます。
昔は、第一小臼歯を抜歯して治療していましたが、いまではほとんど抜かずに治療することができます。
顎の骨の大きさが、歯の大きさよりも小さく、そのため押しくらまんじゅう状態になった時に起こります。 噛み合せも乱れてきて、その結果 、顎ずれが生じるケースも有ります。
- また矯正することによって歯並びがよくなると、噛みあわせが良くなり顎がスムーズに動くようになります。肩こりや腰痛が良くなったという患者さんもいらっしゃいます。さらに歯並びが良くなると歯ブラシが届きやすくなり、歯肉炎やシソーノーローも直ってきます。このことにより歯の寿命が格段に伸ばすことができるのです。
最近ファーストフードなどで軟らかい食べ物が台頭してきた結果、顎がどんどん小さくなってきましたが、歯の大きさはそのままなので歯並びがかなり乱れてきています。当医院ではそんな将来ある子供たちのかみ合わせの管理をしています。具体的には顎を広げるためにプレートという装置をつくったり、歯の内側にワイヤーを装着したりします。
また下の顎が下がっていて上の前歯が出っ張っている子供には、下の顎が前に出てくるような装置を歯に取り付けます。
大人になってから抜く親知らず(これが歯並びを悪くする元です)も子供の時にとっておけば1日腫れるぐらいで比較的軽症ですみます。いずれにしても大人になってからの歯並び矯正よりも、子供のかみ合わせ管理の方が重要で、後の矯正も比較的短時間にまた仕上がりも綺麗に自然に出来ます。