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インプラントジャーナル連載中

只今、原稿を書いています。インプラントジャーナル連載中なので3か月に一回徹夜が待っています。今回はもう切った張ったの内容ではなく本当の意味での健康を取り戻すための内容です。咬合、かみ合わせ、今の歯科界では死語になったような感じがする言葉ですが、あえてこのテーマに取り掛かっています。こうご期待ください。

ウォーキング

今日はあまりにも天気がいいので平河町からオフィスのある表参道まで歩いてみました。ルートは平河町ー半蔵門ー四谷ー迎賓館横ー絵画館前ー外苑ー銀杏並木ー青山通りー表参道です。このルートは適度にアップダウンがあり約30分の行程ですが、緑が多くて非常に気持ちいいです。何度もブログに書いていますが、歩くことのメリットは運動のみならず脳のセレトニン神経を活性化することが分かっています。メタボ対策とうつ病対策には朝のウォーキングはもってこいです。僕は今53才ですが、運動のおかげでいつもわくわくするようなことを追い求めて人生を謳歌しています。体力年齢30代、精神年齢20代の気持ちでいつも頑張っています。
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絶対に第一小臼歯を抜かないで

患者さんのHさんの御嬢さんLさんのカウンセリングをたった今終わりました。ある先生からのご紹介ですが、今まで行っている矯正科の歯医者さんに「この次は上の第一小臼歯を抜きます」と言われたそうです。Lさんはお母さんのHさんに涙を浮かべて「歯は絶対に抜きたくない」と言ったそうです。そこで第一小臼歯を抜かないで矯正をおこなっている当院にご紹介いただいた次第です。検査をして模型などよく見てみるとこのケースは絶対に抜いてはいけない症例でした。Ⅱ級咬合といって下の顎が後ろに下がっています。顎の動きをコンピューターで調べてみると明らかに後ろに下の顎が下がっています。ですから上の歯を抜歯によって後ろに下げるのではなく、下の顎全体を前に誘導することが重要です。もし上の第一小臼歯を抜歯すれば下の顎はさらに後ろに下がってしまい、顎関節症になってしまいます。歯科医師諸君、女の子の涙は無視しないで敬意をはらってよく考えてみましょう。

カムログコングレスを終わって

最初の松本勝利先生の講演は素晴らしかったです。やはりこれからはインプラント+オーバーデンチャーだと思います。数少ない本数でさらに薄い骨やぼそぼその骨にインプラントを入れて補綴するにはオーバーデンチャーが最適です。また、取り外しが可能なので将来ケアーホームなどに入居したり寝たきりになったら清掃が簡単です。従来の固定式のオールオンフォーではむりです。なぜならケアーホームには歯科衛生士はいません。いるのは看護士かケーマネージャー、助手さんのみです。彼らは口の中の清掃はできません。そして、今ある総入れ歯を安定なものとしリンゴでもかめるようにするにはこのシステムは最高です。他の講演はプラステックサージェリーがほとんどで前歯6本の話ばっかりでした。主催者のみなさんにお願いです。前歯の話は半分ぐらいにしてあとはかむことを前提に置いた奥歯の話をしましょうよ。なぜなら歯は28本あるのですからその見えるところ12本の話をしてもしょうがありません。切った貼ったはいい加減にしてほしいです。また最新のCTとCADの組み合わせもいいですが、買える先生は一握りです。もっと一般的な話が聞きたかったです。残念!

カムログコングレス

明日はカムログコングレスで講演を行うことになっています。日本歯科大学の九段ホールで3時より行います。題はオーストリア咬合学の基本的概念~インプラントの長期安定性を確立するために~です。インプラントだけでなく顎口腔系を長期的に安定なものするために重要なことは、きっちりとした診査診断とそれに基づく咬合のデザインです。ただやみくもにテンポラリーを作っても意味ありません。プロビジョナルレストレーションはそこに咬合のアイデアがなければなりません。そしてフルマウスのリハビリテーションでプロビジョナルレストレーションからファイナルレストレーションへの置換が問題になります。当院ではセレックの相関法を用いてコピーすることに成功しました。今回はそれの概念をご説明します。

ブリック&ウッドクラブ

今月はあるゴルフクラブにはまっている。患者さんのSさんに連れられていったのが始まりである。今までのゴルフクラブと全く逆の発想で会員のための会員が意見を出し合い、自主運営するものだ。そして会員はすべて平等であるという憲章が前提になっている。建物は決して豪華ではなくハワイの田舎のゴルフ場といった感じか。一番うるさいのはコース上のデボットの補修である。メンバーは一生懸命自分の作ったデボットを砂で埋めている。何か自分の居場所を見つけたようでものすごく居心地がいい。来週もまた行こうと思います。

Cool Clubs

昨日、広尾にあるゴルフサンクチャリーのCool Clubsでクラブのフィッテングを行ってきた。理由はアイアンはものすごく調子がいいのに、ドライバーが右や左にぶれOBの連発し出したこととパターが3パットの連続で全く入らなかったことにある。最新のコンピューターで計測してみると原因がはっきりしてきた。ドライバーやフェアーウエイウッドのシャフトがアイアンにくらべて全く柔らかくて話にならなかった。パターは長すぎて自分の体に合っていなかった。そしていくつかのメーカーのクラブやシャフトを組み合わせて最適なものを見つけ出し、クラブをアメリカにオーダーした。非常に勉強になったが、よくよく考えてみると当院でおこなっている顎機能検査も同じようにコンピューターを使って顎の動きを計測し診断している。計測データーから最適な顎の位置を見つけ出して矯正治療やインプラント治療に役立てている。つくづく計測と診断の重要性を見出した昨日でした。
Cool Clubs (03-3443-5337)

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