下の写真にあるようにこの患者さんは当院でインプラントを入れたのですが、睡眠不足と仕事が忙しくていつも歯肉に潰瘍ができていました。いろいろなうがい薬を試したのですが、どれも効果が薄かったです。しかしこのインプラントケアーを毎日使ってみたらなんと完治しているではありませんか？本当にびっくりの連続です。

今まで色々と試行錯誤してきていよいよ正規版の試作ができ上がりました。商品の性格上当面は歯科医院専売とさせていただきます。患者さんの受けはよく使った次の日から成果が出てきます。沢山の患者さんより使用の次の日の朝「口の中のねばねば感が無くなった」とか「さっぱり感がある」と。そして何より1っか月使用した後の歯肉の色がピンク色になり、どんどん引き締まってきます.。インプラントケアーの特許申請も受理されました。日本国民の幸せのために是非とも頑張ります。そしてこの国から歯周病を無くしましょう？

毎日、毎日が新しい発見です。今までインプラントを入れた患者さんの中でインプラントの歯周病＝インプラタイテスが生じて、抗生剤、洗口剤を使っても治らなかった患者さんがインプラントケアーを使ったら1っか月で治ってしまいました。本当に今までのものが何だったのか？歯科治療の歴史が今変わります。

右下の歯が腫れてきて痛みがあり排膿があり、頬側に歯周ポケットが６ｍｍぐらいあったものが、インプラントケアーを処方しポケット内にもインプラントケアーをいれたところ。・・・・・1っか月後にはポケットはなくなってしまいました。こんなこととってある？

　口腔内疾患は大きく分けて二つ原因が考えられる。一つは不正咬合、先天的な歯の欠損、ストレスマネージメントを行うためのクレンチングやブラキシズムによる咬合性外傷、である。これは最新の咬合学、矯正学、総合治療学によってほぼ解決しつつある。しかしもう一つの原因は微生物による感染症が考えられる。口腔内の感染は歯とそれを支える歯周組織に分けられ、歯はストレプトコッカス・ミュータンスに代表される齲蝕によって浸食され、歯周組織はP・gingivalisに代表される歯周病菌によって歯肉、歯槽骨が侵されてくる。感染症対策ができれば歯科の治療は非常にシンプルになるかもしれない。

今までの歯周病治療はまず、歯科医院に行き初期治療と称してＴＢＩ、ＰＭＴＣ、スケーリング、ルートプレーニング、さらにＦＯＰ（歯周外科）と進んでいく。果たしてそれでいいのであろうか？今、我々の歯科医院ではすべてを否定し、重症の歯周病の患者さんが来たらまず、口腔内写真とパノラマＸｒａｙを取って、終わりです。そして最後にインプラントケアーローションを渡して1か月使ってもらい、徹底的に歯周病の原因除去療法を行い、菌のコントロールしてから初めて歯科衛生士が口の中を見ます。すべてシンプルにそして効果的に、清潔で治療をしていきましょう？歯科の治療は感症症対策と咬合、ストレスによる力のコントロールその2つに尽きると思います。そういったわけで抗口腔微生物研究所、抗口腔微生物研究会を発足します。

　先週、イッテQという番組で珍獣ハンターのイモトさんがマッターホルン登頂という偉業が放映された。かつて何回かマッターホルンにあこがれてスキーでツェルマットにおとずれて事がある。その時に見たマッターホルンはまさに絶壁でこんなところに人が登れるのかという印象だった。それを登ったイモトさんはやはりすごい。あのセーラ服姿とは想像つかない並大抵な体力と勇気の持ち主だ。そして僕の宗教感はまさにこのマッターホルンだ。常にこの山を意識して日常を送っている。でも、登頂だけは無理かもしれない。いや、絶対に無理だ。