日曜日の石川遼選手のゴルフはすごかったですね。12番で2連続OBを叩いてもう万事休すと思っていたら。16番でチップインイーグルをとってみごと優勝しました。本人のブログでも2連続OBのときは頭が真っ白になったけれど、その直後のギャラリーのドンマイコールに励まされましたとあります。2連続OBなんて素人の僕みたいで非常に親しみを感じたけれど、16番では何か神がかっていましたね。事前に本人は16番でイーグルと取りたいと言っていたみたいです。つまりそうなるようにイメージが出来上がっていたことになります。このイメージが実は大切なのです、僕たちもインプラントの手術をおこなうときには最終的な仕上がりを必ずイメージします。そして最後の縫合が終わったときには術前のイメージと同じになるのです。皆さんも理論や理屈だけでなく右脳を使ってこのイメージを大切にしましょう。

今月の歯科専門誌、デンタルダイアモンドに何と当医院の論文がダブルで掲載されました。まさに快挙です。rinsho.comではほとんどドリリングをしない「大口式インプラント埋入法」で僕の著作で、また歯科臨床次の一手では当院の衛生士の岡部さんが「歯科衛生士が考えるデジタルカメラの活用法」で掲載されました。今月のデンタルダイアモンドはデンタルデザインクリニック一色です。今後もD2（デンタルダイアモンド・デンタルデザインクリニック）のコラボレーションよろしくお願いします。
PS・最後にだめ押しで大口塾の広告までおまけで載っていました。

先週のＮＨＫの大河ドラマ天地人で主人公の直江兼続に主である殿の上杉景勝が「そちの思うようにやるがよい、責はわしがもつ」と言っていました。部下の思うようにやらせてすべての責任は上司である自分が取るということです。どこかの国の政治家や官僚は部下にいやなことや法を犯すようなことも平気で押しつけて、いざ事が表にあらわになると部下に責任をなすりつけてトカゲのしっぽ切りをおこなう。モラルも人間の良心もありません。いやはや某国はすでに末期状態になっています。そろそろ政権交代して内部自浄してみてはいかが？

先週、うちの病院に勤務していたＴ先生が久しぶりにヨーロッパより帰国してきました。彼は英語にのみならずドイツ語も堪能でウイーン大学の元教授スラバチック先生のところにいます。そして夜居酒屋で飲んでいると、彼曰く、日本は人が多くて若い子をよく観察していると歯並びの悪い人がほとんどですねと。確かに先進国の中でもっとも歯並びが悪い国民かもしれません。かみ合わせと脳の関係も次第に解明されつつあります。最近若者の凶悪犯罪が後を絶ちません。もしかしたらかみ合わせと犯罪も関係があるかも知れません。皆さんも見た目だけの矯正ではなく機能も充実した機能矯正を受けてはみませんか？そういえば某国の首相の顎も極端に曲がっています。

今年の後半より大口塾を開講することになりました。主催はメディカルエイペックス社ですが、内容はほとんど僕の方でコーディネートしています。目玉は歯科用CTの開発者の新井嘉則先生と日本歯科大学解剖学教室の佐藤巌先生、鹿児島で開業している歯周病のオペでは日本で第一人者の児玉利朗先生です。どの先生もその道では日本一いや世界一の先生ばかりです。それにシークエンシャルガイダンスで有名な親友の榊原功二先生などです。今回は通常のインプラントコースというよりインプラントに必要な周辺知識をすべて押さえていくつもりです。そしてオーナーの大口先生と一緒にこれからの日本の歯科界をますます元気にしていくつもりです。これを御覧になった先生方、一緒に頑張りましょう。

２週間前に母がいよいよケアーホームに入居しました。実は軽度のアルツハイマーで夜間は一人住まいだと不安になるみたいで親戚中に電話攻勢してしまいます。特に叔母には大変迷惑をかけました。ケアーホームというと老人ホームを連想され何か姥捨て山のように思われますが、実際いってみるとかなりレベルが高いです。リハビリのためのトレーニングや団体でのレクレーションと母もそれなりに楽しんでいます。何せ、若いスタッフが面倒を見てくれて、３食の食事に、洗濯までしてくれます。先日タレントの女性の方が介護を苦に自殺しましたが、大切なのは自分ひとりで背負わないで社会全体で支えていく姿勢なのではないでしょうか？そしてお互いに気持ち良く時間のあいたときに会って食事をすればいいと思います。そうすればさらに雇用が生まれて社会も活気づいてきます。無駄な高速道路の建設ははさっさと廃止して地域にどんどんケアーホームと保育園を作って（併設だと面白いかもしれません）人材雇用をはかりましょう。老人と子供が安心して暮らせる社会を！

昨日、第二回国際審美歯科学会も終わり実行委員長の大役も無事終わりました。そこで母を連れ出してレッドクリフを見に行きました。学ぶべきことがいろいろありました。その中でも兵法で、早きこと風のごとく、静かなること林のごとく、動かざること山のごとし、確かにわれわれの歯科医院でも同じようなことがいえます。早きこと・・・誰よりも早く新しい設備や技術をつかむこと。静かなること・・・動かざること・・・これはじっくりと患者さんと向き合って自分の技術を確実に向上させることです。あせらずあわてず己の中をじっくりと見据えて診療しましょう。そして曹操のように決してワンマンではなくスタッフを信用して連合軍のようにみんなで力を合わせて立ち向うことが肝要だと思います。