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大口式によるインプラント治療

本日もインプラントのオペが午前に1ケース午後に1ケースのダブルヘッダーであります。以前のドリリングの方法だとかなり緊張が強いられますが、大口式では非常にリラックスして望めます。それは従来のドリリングによるインプラント埋入方法だとすべて一発勝負でパイロットドリルの方向、位置がすべてを決めてしまいます。しかし大口式だと途中で何回もやり直しがききます。最初にOAMを入れた方向から近遠心、頬舌的に自由に方向を変えられるのです。これはやる術者にとって非常に気分的に楽です。時間は少し余分にかかりますが、安心して行えるという点においてはまさに初心者向きと言えます。従来の北欧から我が日本に最初ブローネマルク教授よりもたらせれたドリリング式インプラント治療は大口式によって日本人にあったインプラント治療に変化しました。
大口式とは日本人の日本人による日本人のためのインプラント治療といっても過言ではありません。
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インプラント治療は最良の治療か?

当医院でもインプラント治療を開始してから約20年が過ぎようとしていいます。当時はブローネマルクインプラントセンターの小宮山先生にお願いして埋入をしていただいていました。もちろんほとんどの患者さんは問題なく今でもご使用されています。しかし経過観察を20年も続けていくといろいろなことがわかってきました。それはインプラントは隣の歯を最大限に守ることができるけれども、反対のインプラントの歯にかみ合う歯にとっては凶器になること。また、年数を経てくると隣の歯との隙間が生じてくることです。かむ力を最大限に受け止めるのには骨に直接くっ付いているインプラントは非常に丈夫なのですが、あまりにも強力なために反対側の歯が歯周病になったり、折れてしまったりします。そうならないためにはメインテナンスが非常に重要です。D2ではインプラントのメインテナンスコースとして2カ月に一度、歯はインプラントの徹底的なクリーニングとかみ合わせの調整を行っています。インプラントを入れた患者さんにはできるだけこのメインテナンスコースを受けることをお勧めします。

ハードル

子供が親に読ませたい本のNo1に輝いている本です。この本を読んで久しぶりに感動しました。主人公の麗音君の子供らしい生き方、まっすぐなものの考え方、納得がいかないことに対してははっきりと物言うことはわれわれ大人にも感銘を与えます。子供は白か黒でグレーゾーンがまったくありませんが、だんだん大人になってくるとグレーゾーンが多くなってきます。臭いものには蓋をせよという大人の考えは子供には通用しません。僕たちも時には子供のようなクリーンな考え方を身に着けましょう。多くを語るより皆さんもこどもと一緒に読んでみてはいかがですか?
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時代は先に

うちの技工士の名人こと榊原功二臨床教授と先週うち合わせをかねて久しぶりに飲み会をやりました。名人とは勤務時代の24年前よりタッグを組んできておりツーカーの仲間です。彼は咬合の勉強をすべくオーストリアのウイーン大学まで行ってProf.Sulavicekのもとで数年前に修行してきました。私は咬合からセラミックレストレーションまでを完璧にこなす一流の技工士と組めて本当に幸せです。飲みの場所でも話題はやはり歯の話です。最近はCad Cam(NOBEL PROCERA GENION)の新しいシステムを入れてみたいという意欲には60歳になっても彼の若さを感じさせられます。ベテランとは現状に満足せず何か新しいことに常にチャレンジする意欲のある人を指すと常づね思いました。
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ルンバ現る

やっと注文していたお掃除ロボット「ルンバ」が到着した。昨日より起動しているが、これが優れものでしつっこくクリニックのカーペットの汚れをとっている。それも今まで掃除機でやっていたものよりもきれいになっている。なんとカーペットの毛を起毛しているようで新品になったみたいだ。大理石の床はいくらか光沢も出てきている。こんな便利なものが5万円で買えるなんて夢のようだ。それにしても文明はどこまで人間を堕落させてしまうものか?自動洗濯乾燥機、自動食器洗い機、そしてついに自走式自動掃除機と主婦の仕事は全くなくなってしまうのか?良いような悪いような複雑な気持ちになった。
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機長の集中術

いつもOAMセミナーの講師として大阪の出張に行ったときに本屋に寄って面白そうな本を買います。今回は「機長の集中術」といってJALの機長でグレートキャプテン(航空業界では飛行時間が長くて事故のない偉大なるキャプテンのことをこう言う)と言われている小林宏之氏が書いた本です。その中で4つの眼について書かれています。この4つの眼とは足元の小さいことを見る「虫の眼」、全体を俯瞰する「鳥の眼」、流れを読み取る「魚の眼」、本質や重要度を見極める「心眼」を説いています。これをわれわれ歯科の診療に当てはめてみると「虫の目」すなわち形成時などに使うマイクロや拡大鏡で精密に見ること。「鳥の眼」とは一部分の歯しか見てないで全体の歯列やTMJ、筋肉などその人のすべて起こっている現象を見なさいということ。「魚の眼」とはまさしく経過観察、われわれはすぐに結論を出そうとするが、じっくりと見極めることも大切。さらに患者さんの10年後、20年後、を時間軸で見ていきなさいと解釈。そして「心眼、」これは患者さんの生活背景やおかれている環境、ストレス度など察してブラキシズムに対する考慮をしなさいということではないか?明日からの診療をこのことを肝に命じておこなっていこうと思います。
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チームアプローチ

 当デンタルデザインクリニックはチームで運営できるように配慮しています。今までの有名歯医者さんの形態は院長が偉大で絶大なる権利を行使して営業から治療、集客まですべてをおこなってきました。しかし高度な技術革新、ホスピタリティー、マルチデシプリナリティーを考慮するとチームでおこなうことが必要になってきました。そこでわれわれデンタルデザインクリニックではスタッフ全員が共通認識で診療に当たっています。旅客機にたとえると、院長である私が機長で小泉先生が副操縦士、チーフの石垣さんがチーフパーサー、もう一人の衛生士の渡邊さんがCA、そしてテンポラリーで活躍しているのが元チーフの岡部さんです。他にも歯科技工士の名人こと榊原功二、修二兄弟、板垣さん、審美の岡さんは整備士というところでしょうか?どの人員も必要不可欠でなくてはならない人たちです。これからも快適で安全な飛行を続けられあるようスタッフ全員で努力してまいります。

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