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昨日の尾関先生の講演

昭和大学のインプラント科の尾関准教授の講演を東京医科歯科大学で聞いてきました。前半はAll-on-4の話やノーベルガイドの話が中心で精密、忠実にこなされ素晴らしいの一言です。午後はサイナンス、ソケットリフトの話や大口式の話など盛り沢山です。失敗例もあり氏の正直なご意見がうかがえました。僕的にはまだフラップレスには抵抗があり、やはり実際に開いて骨の幅をしっかり見てOAMで広げたり、スリッターで骨髄まで出血を促したほうが安心だと思います。尾関先生もおっしゃっていましたが、この方法は一見簡単そうにみえて実はむずかしく十分に経験を積んだ先生でないと無理ですよ。とおっしゃっていました。そのとうりでフラップレスは簡単のようですが実は大変危険にとんでいます。大切なことはしっかりと海綿骨の中にフィクスチャーを入れることです。若い先生、安易に取り入れると大変なことになりますよ。

やれることをきっちりとやる

最近多忙でブログに書くのが遠のいています。何しろ毎週のように講演会の依頼がありその合間に論文の原稿を書いています。本日やっとインプラントジャーナルに論文を投稿しました。6月の25日の号に載るそうです。そして今週の日曜日は榊原功二先生とコラボでインプラントの講演をやります。その準備でまた大忙しになってきました。しかしすべてをいっぺんにこなそうとしても無理なので今週は論文、来週は講演の準備と順番にこなすようにしています。さて今度の日曜日はオペのライブビデオ付きのスペシャルバージョンです。ご興味ある方はメディカルエイペックスのホームページまでどうぞ。とにかくやれることをきっちりとやるにつきます。

半身浴のすすめ

最近はまているのが半身浴です。人間は生きているうちにデトックスをしなければなりません。つまり体内にたまった毒素を排出しなければならないのです。そしてデトックスはおしっこではなかなか出ません。しかし発汗によってデトックスは快適におこなわれます。発汗作用はジョギングやウォーキングスポーツクラブもいいですが、家庭で手軽にできる方法は半身浴です。なかなか30分も入っていることはできませんが、読書をしながらの半身浴は意外と可能です。僕は今「人切り以蔵」を読んでいます。読み始めると心は幕末にタイムスリップします。そして30分後汗はだらだらと出て気持ちは大変いいですよ。よろしかったら試してみてください。

講演予定

今週の日曜日ははサイブロンデンタル主催のコースです。自由診療に基づくマルチデシプリナリティーと題して自由診療の真のあり方を問います。保険診療からの脱却を図りたい方は必見です。衛生士さんとペアーでお越しください。
 連絡先03-5977-3127です。
また、30日(日曜日)はメディカルエイペックス主催のインプラントにおける上部構造と題してうちの榊原技工士とおこないます。特にガルバーノデンチャーについての報告もあります。インプラントの埋入の次は補綴です。材質から咬合まで盛りだくさんです。こちらは 連絡先:古田 080-5120-2610です。
 どちらもまだお席に余裕があります。ご興味ある方はどうぞお越しください。

一流であること

当院の患者さんでTVでもコマーシャルをやっている会社の社長さんでNさんがいます。僕とほとんど年齢は変わらないのですが、1代で会社を築き今は引退していろいろなことをやっています。その方曰く「自由診療で費用もかかる先生のところに何故僕がきているのか」「それは安心して先生に治療を任せられるからだ」と言っていました。そして1流であるからだと。一流とは何かの僕の問いに「まず第一にその仕事が誰よりも好きであること、そしてその仕事は誰よりも負けないくらい秀でていること、最後に仕事にたいしてゆるぎない自信を身につけていること」さらに自分の仕事に命をかけていることを追加していました。昨今、保険診療の減収でいかに自費を増やすかのセミナーが流行っていますが、大切なのは自分自身の問題ではないでしょうか?日々精進と研鑽を積むことがステップアップにつながると思います。

New-ISFのおしらせ

こころある歯科医師に告げる。ここにNew-ISFの発足を宣言します。
かつて栄光のスタディーグループISFが存在していましたが諸般の事情により休止していました。ISFとはInsititute of Stomatognathic Functionの略で日本名:顎口腔系機能研究会です。この名を使うことはすなわちIaaid Asia学会に所属することになります。なぜなら佐藤先生の思入れも強くオーストリアナソロジーの草分け的な存在だからです。僕としてもこの名を切り捨てることもできず結果的にNew-ISFということになりました。したがって根底には咬合学をベースに矯正、インプラント、補綴と総合的に勉強していきます。我と思うものはISFの旗のもとに集まれ。

昨日のオペ

昨日、午前と午後の2回にわたってインプラントの手術を行った。2症例共に即時抜歯、即時埋入のケースでたまたま両方ともに下顎の5番であった。両方とも完ぺきな位置に埋入することが出来たが、結論からすると従来のドリリングだと難症例のケーだが、この大口式だと安心、確実なケースへと変貌する。時間はかかるが、僕はこの方が好きだ。従来のドリリング式インプラント埋入法を家の建築に例えるなら2×4のプレハブ式木造建築だとすると、大口式はまさに匠の技を駆使する宮大工と言える。時間はかかるが、電動ドリルで簡単にねじで留めてしまうものと比較して、木を削ってはめあわせる匠の世界とあなたはどっちを選択するか。以前に大工の棟梁が言っていた言葉に「兄ちゃん按排良くやってくれよ」という按排にひかれる。按排とは程よく処理することで、要は完ぺきにうまくやれよという言葉だ。したがってこの方法にはマニュアルはない。症例相談でも先生方には最後には按排よくやってくださいとしか言いようがない。しかしそれでは大口塾の師範としてカッコつかないので、今は一生懸命ビデオ撮影を試みている。こうご期待。

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