今回の学会では主催者から連絡が入り急きょポスターを作ることになり、やっと仕上げて発表しました。また、そこから講演の依頼もあり30分喋らさせていただきました。会場の熱意も素晴らしく懇親会でも活発な質問がありました。日本で唯一の咬合を語る学会iaad　Asiaをよろしくお願いします。

今年は初心に帰ってポスターを発表してきました。さらに実行委員の先生か追加講演の依頼があり、土曜日のトリを担当させていただきました。そして帰りに広島駅で５００系新幹線に遭遇し非常にラッキーでした。今の新幹線はカモノハシ風ですが、500系はジェット戦闘機みたいな形で流線型です。引退しないでほしい。

最近、さまざな機器、システム、方法が蔓延している。それを次から次へと振り回されてはないだろうか？一つのシステム、機器を使いこなすのに時間がかかりさらに患者さんに使用して本当にいいと思うのにはさらに何年もかかる。先ほど午前中にCAD、CAMのセレックシステムで１Dayの即日インレーセットを3セット行った。1時間に1本の割合だ。これは驚異的に早いと思う。でもここまで来るのには何年もかかっている。また、インプラントでは大口式OAMの方法で上顎ではほとんどドリリングしなくて済むようになってきた。矯正に関してはゴムメタルという驚異的に優れたものでやると1年半で完璧なかみ合わせを作れるようになってきた。これもここまで来るのに20年かかっている。若い先生に一つアドバイスするなら目先にとらわれずじっくりと一つのことをやってみてそれから次にステップに進んでほしい。それと自分の直感を信じてください。そして業者、歯科雑誌に騙されないで。

最近、使用して好成績を上げているのがオゾン水です。エンド、歯周ポケットの洗浄、抜歯時の洗浄にも良く使いますが、特に好成績を上げているのが、インプラント治療の手術時です。今までは生理食塩水をつかっていましたが、オゾン水にすべて切り替えました。術後の経過がすこぶる良くほとんど腫れません。やはり細菌感染が原因だったのでしょう？生理食塩水では除菌はできません。さらにオゾン水は生体活性にも一躍買っています。

先週、上顎に3本インプラントを入れた患者さんKさん。
先週の木曜日に入れたのですが、小臼歯部2本と前歯部に1本それもジグリングオステオトームを使用し拡大し、GBR（骨造成）まで行いました。
先ほど電話がありほとんど腫れなく痛みもなかったそうです。やはりドリリングをほとんどしないでジグリングオステオトーム法を使ったのが幸いしたのか？
もしくはオゾン水が効いたのか？または漢方薬が効いたのか?それともCRFが効いたのか？
最近の僕のインプラント手術は術後の経過が本当にいいです。

足を骨折しているためにあまり外には行けず、久しぶりに息子とプラモデルのラジコンの戦車を作ってみた。
35分の1のパンサーＧ型はなんとエンジン音がしたり砲塔が回転したり、主砲の音と光が出たりとものすごく優れものだ。迷彩塗装もうまくでき読者にお披露目します。スタッフからは仕事で細かいことをしてよく家でもしますね。という質問があったが、なにより細かいことが大好きだ。僕って歯医者は天職だと思う。

人間の体の中の細菌はどのくらいあるか知っていますか？一番多いのは腸の中の腸内細菌ですが、他にも口の中にあるもの、皮膚や頭皮にくっついているものさまざまです。友人の笠茂先生によると便の半分は細菌だとか？腸の中の細菌数は１００兆個で、体内の細菌の全重量は頭ぐらいあるとか。そうです。人間いや生物はすべて細菌と共存しています。もっとも重要なのが腸の中の細菌です。これらは食物の分解だけでなく免疫力もアップします。人間が生きていくうえで細菌は重要なんです。その細菌を獲得するには赤ちゃんの時からいろいろな雑菌を取り込まなければなりません。赤ちゃんが何でもなめるのはそのためです。最近アトピーや食物アレルギーが多いのは小さい時からの無菌状態が災いしています。何故ならフィリピンのスラム街の子供たちにアトピーはいないそうです。いずれにしても発酵食品をたくさん食べましょう？僕は毎日キムチを食べています。おかげでお通じ、体調ベストです。