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静脈鎮静麻酔

今日はお休みなのでどんどんブログを更新していきます。
先週のインプラント手術では当医院の麻酔科医の北濱先生にお願いして静脈鎮静麻酔にて、患者さんのTさんのインプラント手術を行いました。薄い上顎の骨を広げてインプラントを合計3本入れる少し難症例でしたが、患者さんの反応は「何か夢ごこちで高級料亭で懐石料理を食べていた気分でした」と言っておられました。やはり静脈鎮静麻酔は僕たちが考えている以上に患者さんにとっては有意義で、Tさんも「本当にこれをやって良かったし、もし無かったら私耐えられなかったかも」と最後に感想を述べられました。
 手術後、北濱先生、とうちのスタッフ、北濱先生の友人の神奈川歯科の口腔外科のX先生と第一回目の忘年会に繰り出し、おいしい焼き鳥とお酒を飲みながら、また手術の話をしました。その時にX先生曰くうちの大学の口腔外科だったら3時間の手術ですが、先生はたった1時間半でしかも一回法で終わられたていました。やはりオンレーグラフトよりも患者さんの傷の負担が少なく大口式の威力は絶大ですね。との談。

インプラント 大阪講演

昨日、大阪にてインプラントの講演をおこなってきました。内容は大口式のオーギュメーターを使った実習コースです。参加者は16名で皆さんかなりの熟練者でインプラント歴30年というつわものの先生もいらっしゃいました。Camalog インプラントの実習コースと比べてベテランの先生方が多くて質問もかなり専門的なもので骨補てん剤はβーTCPとバイオスとどっちがいいかとか、スリッターで広げた内部は骨補てん剤は入れない方がいいのでは?とか大変に興味ぶかかったです。演者としては質問が多ければ多いほど盛り上がり有意義な会になったと思います。それにしてもこの不景気に熱心な先生が多くて頼もしくも元気をいただいた一日でした。皆さんお疲れ様でした。そして業者の方々ありがとうございました。
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ドリリングをしないインプラント埋入

大口式のインプラント埋入方法をホームページでアップしていますが、最近では上の顎の骨にインプラントを入れる場合はほとんどドリリングをしないで行うことができます。下の顎の骨でも最初にすこしドリリングするだけでこちらもほとんど削りません。この方法に変えてから患者さんの反応もすこぶる良く、全然骨を削られている感覚が全くないとか、気がついていたら終わっていたとか、手術後ほとんど痛みもなく腫れないとかの意見が出されています。日本人の骨はもともと非常に薄かったり、ぼそぼしておりインプラントに向いていません。外国の術式をそっくりとそのまま輸入しても無理があります。今ではこの方法抜きにインプラント治療はまったく考えられません。下の2枚のレントゲン写真は術前と術後のものです。じっくりとご覧ください。
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大口式インプラント

今週も難症例のインプラントの患者さんを数人ほど手術しました。一人目の患者さんは左の下の奥に2本のインプラントを入れましたが、手前の大臼歯部の骨が薄くとても通常の方法では不可能でした。選択肢は2つあります。ひとつは他の場所から骨を移植して厚くしてから半年ぐらい待って入れる方法です。これだと時間がかかりばかりでなく、とってきたところにも腫れや痛み場合によっては麻痺がおこります。もう一つの方法は大口式で特殊な器具で薄い骨を広げる方法です。もちろん当院では大口式で1日で終了しました。翌日少し腫れたぐらいで痛みもなく無事終了しました。この日本発の方法をもっと広めるために来月の11月3日は講演を行います。
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骨を削らないインプラント治療

インプラント歴20年の僕が最近カルチャーショックを受けています。今までの骨にドリリングをして穴をあけて、インプラントを埋入していたのがうそのようです。OEMを使い始めてから全く手法が変わってしまいました。ほとんど骨を削ることなく穴をどんどん広げていき、そこにインプラントを埋入する方法にすっかり変わってしまいました。ドリルで削らないので患者さんは安心だし、何より今ある骨を有効に使い他の部分から全く移植の必要もありません。そして手術の次の日はほとんど痛みもなく腫れもありません。こんなすばらしい方法がmade in japanであるということはうれしい限りです。ここのところ毎日この手術,いや治療に明け暮れています。
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大口式インプラント埋入法

先日、出張オペで友人の歯科医院に行ってきました。CT画像を見るとかなり骨が細くてかなり細いインプラントかインプラントを埋入するのに移植するか広げるかの選択をせまられました。細いインプラントを入れると強度的に問題があり、上の歯も作りにくくなってしまいます。移植は下の前歯の下の骨や奥歯の後ろの骨を取る必要があるためかなり腫れたり場合によっては神経麻痺が生じることがあります。そこで本症例では広げることを選択しました。
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犬歯の後ろの顎の骨がかなり薄くなっています。
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最初に0.5mmの切りみたいなもので穴を開けます。
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次第に大きなものに取り替えていきます。

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大口式インプラント埋入

 通常、下の第一大臼歯の場所が長い間抜いたままで、ブリッジなどの間の歯になっている場合、外側の骨が吸収しています。そうなるとどうしても内側にインプラントを入れざるを得ません。そんな時に通常は少し内側に入れるか、思い切って元の位置に入れてGBRといって骨を作らざるを得ません。それでも本当に外側に骨が出来るか疑問です。大口先生のOEMとスリッターという器機を使えば時間は20分余分にかかりますが、次第に広げていき骨を外側に広げることが出来ます。そうすると出来上がった歯ガ見た目にも自然に機能的にも理想的な位置に入れることが出来ます。いつでもインプラントに関してのご相談お待ちしています。
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