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日歯広報新聞

2月5日の日歯広報新聞で「顎関節症の補綴的治療」先進医療から削除とありました。すなわち「顎関節症の保存的治療において、下顎位を数量的に決定し、咬合面構成装置を用いて咬合等の安定を図る治療法」はまったく効果がないということです。当院では18年前よりCadiaxという下顎運動計測装置で顎運動を計測し、セファロなどのX線で分析し、CPV(下顎位を3次元的に動かすもの)で正しい顎の位置を設定して治療に役立ててきました。さらに咬合器でシークエンシャル咬合という人類の正常な咬合状態を作り上げてきました。また、矯正治療においても第一小臼歯を非抜歯でおこない同じように正常咬合を目指してきました。そしてこのことによりかなりの患者さんが救われています。自分の従妹で顎が左に偏位して1週間に3日寝たきりだった少女が、矯正治療、補綴治療にて元気になり英国に留学を果たしています。僕の中では咬合治療はかなりの確率で効果ありと判定しています。つい最近も顎が動かなくてかなり痛みがあった女性に平衡側の干渉を取り除いたらかなり症状が改善されました。必要なことは、正しい下顎位、奥歯のバーチカルサポート、前歯のアンテイアガイダンスこれなくして歯科は存在せずと思いますが、皆さんはいかがお考えですか?
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ホテル奥志賀グランフェニックス

年末にスキーに行ってきたホテル奥志賀グランフェニックスのホスピタリティーについてご紹介します。年末年始、その他ほとんど満室のこのホテルはリーマンショック以来のホテル業界にとってまさに奇跡ともいえる業績です。北海道のウインザー洞爺ホテルのようにそんなに大きくもなく、設備もものすごく新しいわけではないのにこの満室率不思議でした。しかし実際にいってみるとその考えは根底からくつがえさせられます。本当にスタッフのホスピタリティーがすばらしいのです。その中で感動したのが、Barコーナーにある暖炉の火でした。うちの息子が暖炉の火に興味をもったのでバーテンさんが「明日の3時に来たら火の付け方を教えてあげるよ」といってくださいました。次の日、スキーに夢中になりBarに着いたのが4時でした。もうとっくに火がついていたと思ったら僕たちの到着をわざわざ待っていてくれました。その後はバーテンさんが息子に手取り足取り火の付け方を丁寧に教えてくださいました。最後に「君が後は火の番をしていてくれる?」といって息子は得意げに責任を持たされて忠実に仕事をしていました。何か本当のホスピタリティーとは何かを教えていただき、ますますグランフェニックスのフアンになりました。
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CT画像とOAM

前回のオペで補足ですが、最も大切なことは診断です。よく受講生の先生方より症例相談を受けますが、あまり良く見えないパノラマ写真と口腔内写真のみで(たまにスタディー模型もあります)診断してくださいと要望があります。そこそこはご説明しますがここではっきりと申し上げるとCT画像なしでは絶対に無理です。いやCTなくしてインプラント手術をすること自体冒険というより無謀です。レントゲンはあくまで影絵です。具体的な3次元像がなければ埋入は困難です。前回のオペも十分な診断に基づいておこなっています。下の写真は術前のCTと術後のレントゲン写真です。ほぼ予定どうりに埋入出来ました。
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一昨日のオペ

前回のブログに書いた患者さんが本日消毒にいらっしゃいました。口では言い表せないですが、術後経過が極めて良いです。それも本人の希望で抗生剤を一切お出ししていません。霊功の先生でどうしても自分は抗生剤が受け付けないのでなしではだめでしょうか?ということでした。一応同意の上、抗生剤なしでおこないました。術式はもちろん大口式です。オーギュメーターで広げスリッターでさらに開いて周囲の骨を刺激しました。ドリリングだと舌側よりになってしまいますが、この方法だと理想的な位置に入ります。何よりほとんどドリリングしないので安全で患者さんにとっても安心です。何よりインプラントを入れる骨をそのまま利用できるのすからまさにエコの精神です。
そしてOAMで手術をおこなうと術前にくらべて術後、格段に骨が広がって理想的な位置に埋入出来たのをごらんください。ドリリングのみでは絶対に出来ません。
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本日もオペ

最近インプラントを使いまわして他の患者さんに入れていて歯科医師が話題になっています。僕たちから見ればとんでもない話で、インプラントの表面は微細な構造になっていてたんぱく質がすぐに入り込んでしまいます。それ以前になんとあまりにもロストのインプラントが多すぎるような気がします。当医院では絶対にこのようなことはありません。さて、本日も上顎の小臼歯にインプラントの埋入の手術が午後にあります。当然大口式にてほとんどドリリングをしないでおこなう予定です。今ではあたりまえになってきているこの方法ですが、実際におこなっている先生はまだ少数です。他の先生方も早くこの方法を身につけて患者さんに役立ててもらいたいです。本物は必ず発展してきます。

母の言葉

毎週月曜日は、ケアーホームに入居している母のところに行きます。その後、昼食をしながらいろいろな話をします。昨日の講演がどうだったのか?とか患者さんは順調だとか?いつになっても子供は子供ですね。その時にいいことを僕に助言してくれました。
「これからはだんだんにうまく歳をとっていきなさい」この言葉の裏には20歳代の修行の時代、30歳代の開業の時代は休みなくときには1年で360日働いてきました。しかし40歳代はすこし余裕が出てきました。そして50歳台は少しペースダウンをしてあまり無理せずに健康を考えて行動しなさい。ということです。そういえば30代のときは「今、働かないでどうする」と言われがんばってきました。でもやはり今はじっくりと自分を見つめるときなのですね。そういえば五木寛之の本の林住期にも同じようなことが書いていました。

日刊スポーツの記事

当医院とさらに同じ志を持っている青木総合歯科の青木聡先生とナカヤマデンタルデンタルオフィスの中山尚仁先生との共同で日刊スポーツに記事が18日に載りました。内容はヒトの健康と噛み合せを考えるといったタイトルでお口の中の「総合的な診断」といったものです。特に目玉は顎機能検査です。Cadiaxという機械を使って顎の動きを調べます。そうすることによって顎がどっちにずれているかおおよその見当がつきます。建築でも土壌の検査から設計まで綿密に調べます。それと同じように顎という3次元的な動的器官をきちんと動かして10倍のサイズで詳細に調べます。当院では20年前よりこの方法で矯正や大掛かりな補綴処置をおこなってきました。今ではなくてはならない機械の一つです。

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