一昨日の地震から時間が経過するにしたがって被害が甚大だということがわかってきた。東日本地震これはとてつもないエネルギーで阪神淡路地震のエネルギーの１６０倍だそうだ。津波の被害はもっとすごい。日本の東北地方太平洋岸は壊滅状態だ。被害にあわれた方々には心よりお悔み申し上げます。でも日本の力強さ、心の豊かさの真価が発揮される時だ。他の国では考えられないほど理性が保たれている。とにかくみんなが助け合うことが必要だ。そんな時でも今日はメディカルエイペックスのインプラントコースに講演に行ってきます。なんと先生方が僕の話を聞きに集まってくれるそうだ。うれしい限りである。今日も頑張れねばならない。

今、インプラントジャーナルの論文を校正中です。今回は第４回でMS式ソケットリフトテクニックで、最も侵襲の少ないクレスタルアプローチです。従来のラテラルアプローチやソケットリフトだと若干腫れや痛みがありましたが、この方法に変えてからは全く痛みも腫れも出ません。なんと患者さんが痛みどめをほとんど飲まなくて治癒して行きます。ご興味ある先生は次回のインプラントジャーナルを一読してみてください。極秘のテクニックお教えします。

昨日、コンサートという映画を見た。詳細は見てからのお楽しみとして最後にコンサートで流れるチャイコフスキーのバイオリン協奏曲には涙が流れた。そしてソロのバイオリン奏者の女性がとっても綺麗だいうよりははっきり言って一目ぼれした。昔の映画のビビアンリーやイングリッドバーグマンよりも綺麗だ。もちろん歯並びもとびっきり素晴らしい。ヨーロッパでは美人イコール歯並び美人が確立しているのに、日本ではなぜいまだに犬歯が飛び出ているやい歯の歌手や女優さんがいるのだろう。

昨年の紅白で話題になった「トイレの神様」の長い歌はみんなの心の中に印象に残っています。さて、今当院はとんでもない状況になってきました。何と歯科衛生士さん曰く2週間先まで予約でいっぱいでアポイントが入らない状況になってきました。今までと違ったことは院長すなわち僕が率先してトイレ掃除をすることにしました。新しい衛生士さんは3月より勤務なのでどうしても人出が足りません。特に終了時には受付業務、ユニットの清掃、みんな手いっぱいです。トイレを掃除できるのは僕しかいません。しかしやってみると意外と楽しくなってきました。どうやらトイレをきれいにすることで運気を呼びこんだみたいです。新しい衛生士さんの募集も数件あり今も応募がありますが、残念ながら決定しているのでお断りしていています。患者さんが増えなくて困っている院長先生、衛生士さんを募集しても集まらない院長先生、自らトイレを掃除してみてはいかがですか？それも素手で。

　昨日、非常に親しい患者さんのご子息が相談にいらっいました。なんでも3年ブレース（矯正装置）をつけているのにいっこうに進まないので見てもらえないかということでした。よく見てみると下の顎が左に偏位（ずれている）していて明らかに顔が曲げっている。第一小臼歯を抜歯していてそれを埋めようとゴムは顎を左にずらすようにかけられている。このことでさらに顎を左にずらしているようだ。これはもっと左の臼歯部をアップライトしてバイトを上げ顎のずれを右に直すべきである。矯正は単なる見た目ではなくまず正しい顎の位置を決めそこに歯を動かしていくフルマスオーラルリハビリテーションである。そうすれば審美は必然的についてくる。世の中の普通の矯正科医よもっとちゃんと矯正やろうよ。

昨日、歯科衛生士さん1名の採用が決まりました。これから募集しようと思っていた方ごめんなさい。
都内の衛生士学校に新卒の募集をしていましたが、若干2名面接に来られました。お二人とも申し分ないのでしたが、1名の方は衛生士学校に入る前に2年間、医院に勤務なさっていました。経営的に考えると経験者の方がいいに決まっています。しかしデンタルデザインクリニックは違います。今までの採用もすべて未経験者でした。真っ白なキャンバスに何も描かれていない人を採用します。当院は従来の歯科医院ではないからです。ホスピタリティーを最優先した本当の意味での画一したサービスではなく、個人個人のニーズに合わせた医院なのです。僕の名刺にも一切の肩書はありません、あるのはひとつのみ。それはDental Conciergeです。デンタルコンシェルジェはあらゆるすべてのご要望にお応えします。治療のみでなく健康のご相談、おいしいお店のご相談、旅行のご相談なんでもＯＫです。今度の新入の歯科衛生士さんもこのことに共鳴していただいた方です。一緒に頑張っていきましょう。

今年の5月でデンタルデザインクリニックも開業してから20周年になります。20年前、審美歯科、歯のエステ（ホワイトニング、PMTC）、矯正、インプラントを含めた総合治療、100パーセント自由診療、一流ホテル並みのホスピタリティーは今では当たり前ですが、当時としては画期的なものでした。そして保険診療とは一線を隔し本当に最高な治療を提供し患者さん一人当たり1時間以上の時間設定は誰もが無謀と言われていました。しかし次第に理解する患者が増え今ではほとんどご紹介で成り立っています。これからも患者さんに感謝の気持ちを忘れずに、「この歯科医院に来てお帰りになる時にまた来よう、」「本当に来てよかったな」といった気持ちを持っていただくようスタッフ一同精一杯努力してまいります。