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オリンピックの金の壁

女子モーグルの上村愛子選手はたいへん惜しかったですね。でもなぜ長野から挑戦しつづけてもメダルが取れないのでしょうか?歯科医学的な考察で、すこし述べさせていただきます。モーグル決勝でターンの切れは良かったのですが、問題は2回目のジャンプの着地です。そのときに左足が少しぐらついていたのを覚えていますか?もしそこで着地が決まっていればメダルも夢ではなかったかもしれません。ではなぜぐらついたか?われわれから見ると問題は左上の八重歯です。八重歯は一見かわいらしいですが、歯列からはみ出して外に飛び出しているので、下の犬歯と噛んでいません。すなわち左の歯列のブロックが全くないのです。そうすると、どうしても体の左半分の緊張度が減少して右とのアンバランスが生じてします。その結果、着地に失敗したと思われます。皆さんもゴールドメダリストの口元をよく観察してみてください。ほとんどの方がきれいな歯列で左右対称です。日本のスポーツ振興会の方々、日本にメダルがほしかったらぜひとも選手の歯列矯正をお勧めします。


スポーツだけではありません。オリンピッククラスのアスリートたちは筋肉も発達していますが、実はそれをコントロールしている脳も非常に発達しています。そういえば、当院で矯正をした少年少女たちはみな希望の大学に進学しています。慶応、早稲田、東大、さらにハーバード大学のロースクールまで進学しています。正しいかみ合わせはストレスの対処でき、いらいらしないで脳を発達させる可能性が無限大にあります。子育ての最中のお母さん方、有名難関校に入れたければ塾より正しい歯列矯正ですよ。そして脳を発達させたければ外遊びやスポーツも大切ですよ。

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