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今日いらした患者さん

開業して22年が経過していくと患者さんからさまざまなことが学んでいく。御年75歳のSさん。毎週徒歩のゴルフをかかさずたいへんお元気で何回かご一緒にラウンドをさせていただきました。スコア―もいつも僕の方が負けてしまいます。20年前にお口の中をすべて綺麗にしてかみ合わせも治させていただきました。俗にいうフルマウスオーラルリハビリテーションです。しかしその後の20年間は少しずつ崩壊してきてだんだんインプラントにかわりつつあります。ブラッシングはそんなには悪くないし、タバコもお酒も一切召し上がらないし。何が原因なのかを常に模索してきました。すると20歳から50歳まではヘビースモーカーだったことが判明しました。今はやめていても長い間の喫煙で肺の中はニコチン、タールがあります。そうすればマクロファージによってTNA-αが常に出ています。そうすると毛細血管の内壁を傷をつけ血行障害が起きています。そうなると歯周病が進行し歯を支えている骨が溶け歯が割れてしまうのです。あとは天寿まで少しずつインプラントに置きかえていくことになります。そういった意味ではインプラントは必要なのかもしれません。Sさん今後は絶対にご本人の意向のとおり入れ歯にはさせません。

腸内細菌の話

人間の体の中の細菌はどのくらいあるか知っていますか?一番多いのは腸の中の腸内細菌ですが、他にも口の中にあるもの、皮膚や頭皮にくっついているものさまざまです。友人の笠茂先生によると便の半分は細菌だとか?腸の中の細菌数は100兆個で、体内の細菌の全重量は頭ぐらいあるとか。そうです。人間いや生物はすべて細菌と共存しています。もっとも重要なのが腸の中の細菌です。これらは食物の分解だけでなく免疫力もアップします。人間が生きていくうえで細菌は重要なんです。その細菌を獲得するには赤ちゃんの時からいろいろな雑菌を取り込まなければなりません。赤ちゃんが何でもなめるのはそのためです。最近アトピーや食物アレルギーが多いのは小さい時からの無菌状態が災いしています。何故ならフィリピンのスラム街の子供たちにアトピーはいないそうです。いずれにしても発酵食品をたくさん食べましょう?僕は毎日キムチを食べています。おかげでお通じ、体調ベストです。

拡大鏡

当院、デンタルデザインクリニックの特徴にすべての治療に拡大鏡を使っていることです。歯科の治療はたとえば髪の毛一本分でも高さが高いと感じます。また歯ぐきと歯との間についた歯石なども拡大して見ないと見えません。まさしく精密さが要求される仕事です。そこでわれわれスタッフすべてに拡大鏡を使っています。歯科医師と歯科衛生士の両方でいつも取り合いになっていることもしばしばありました。現在では2倍、2,5倍、2,7倍、3倍の4つの拡大鏡を使っています。人間の裸眼では見えない隙間でも虫歯菌にとってみれば住み心地のいい洞穴に見えるかもしれません。ぴったりとした詰め物、ぴったりとしたかぶせ物、確実に歯石を除去することそれは私たちの誇りです。
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脛骨骨折 その5

21日にMRIの撮影を行ってきました。MRIは磁気共鳴撮影装置で軟組織特に今回は靭帯のや半月板の読影も可能になります。そして本日、その診断が出ました。結果は前十字靭帯、後十字靭帯共に損傷なしです。あと、半月板はやや白い所がありますが、これは加齢によるものか今回の事故によるものかの判別つかないほどだそうです。いずれにせよこれといった処置は無くとにかく松葉杖で垂直に力をかけなければいいそうです。とにかく家とオフィスの往復に専念します。健康生活まっしぐらです。

矯正治療

昨日、以前に矯正治療を行ったXさんがいらした。Xさんは中学の時に前から金具のつく矯正治療を行った。今は高校生だがいまだに後戻りもなく綺麗に歯が整っている。最近は裏方の矯正やマウスピースでの矯正治療が主流になりつつある。でも裏からやマウスピースでの矯正治療ではこのようなかみ合わせを考えた歯並び作りは絶対無理だ。なぜなら前歯のかみ合せは正常の場合、下の前歯に上の前歯が覆いかぶさってきている。しかし裏からのものでは金具が当たってこのような正常のかみ合せを作ることは不可能だ。また、マウスピース矯正では上にある犬歯を引っ張りだすことはできない。安易なものはいずれ正当なものに道を譲る。患者さんのみなさん単に見えないから、金具が無いからといって安易に飛びつくととんでもないことになりますよ。
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健康であることの幸せ

骨折してから約2週間が経過してきています。簡易ギブスは取れましたが松葉杖であることに変わりはありません。本当に患者さんの気持ちがよくわかりました。今まで当たり前にできたことができない歯がゆさ。言葉には言いあらわせません。松葉杖だとコップ一杯の水を歩いて運ぶことができないのです。歩けることのありがたさを身に染みて感じています。そんな中、今日も渋谷区歯科医師会館で7時より講演です。もちろん座位での講演です。関係者の皆さんにはご迷惑をおかけしています。助けてくれて本当にありがとうございます。

脛骨骨折 その4

昨日、やっと簡易ギブスも取れ見た目は正常になりました。しかし垂直的な力はまだかけられず、2か月間は松葉杖には変わりありません。昨日は診療が大変忙しくて感染根管のコアー除去、根治、即日根充、築造、テック、次の患者さんは即日セレック形成製作、セット。その間クリーニング3名様。午後に入っても即日抜髄、根充、ファイバーコアーセット。次のケースはインプラント内に残ったスクリューの除去。その間クリーニング2名。と普通の診療では考えられないほど濃密でした。これは一人あたり1時間から2時間の診療時間を取っているからです。そして骨折のおかげで余分なことを全く考えないで仕事と論文に集中できます。55歳まだまだ患者さんのために頑張ります。

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