2009年の目標
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2009年は激動の年になりそうです。
世界同時不況といわれていますが、本当のところは欧米主導の資本主義社会の崩壊ではないでしょうか?特にお金が余ってきた今、お金が一人歩きしてお金がお金を呼ぶといった奇妙なことが起きてしまいました。さて今後はどのようになるのでしょうか?西武デパートの元社長の堤さんは新聞でもう百貨店の時代は終わったと明言しています。そして消費者のニーズは多様化してきています。若者はもはや車はステータスでも何でもなく、自分の好きなことをする、ブランドにあまり価値を見出さない、そして安価で実用的で機能的なものたとえばユニクロや無印商品などには必要なものを必要なだけ購入します。したがって大量生産時代の車や家電、ブランド品はしだいに衰退していきます。つまり個人の趣向の多様化によって既成概念はもはや通用しなくなってきています。そんな時代の変化にいかに対応していくかが今後の課題だと思います。
デンタルではどうでしょうか?やはり多様化の波はここまで来ています。ブラシングや予防が浸透してきて、カリエスや歯周病が減少して保険中心の画一的な治療方法はあまり意味が無くなってきました。しかしこれらに代わってストレスによるブラキシズム、クレンチングなどによる口腔組織の崩壊がどんどん起きてきています。また、患者さんのニーズも多様化して歯並びを治してほしい、インプラント入れてほしい、前歯をきれいにしてほしい、口臭が気になる、黒い詰め物をはずしてきれいにしてほしい、あごが痛い、歯を白くしてほしい、歯ぎしりが気になるなどかなり多様になってきました。
われわれデンタルデザインクリニックはこれらの要望に対応すべくさまざまなシステムや治療方法を身につけなければなりません。また患者さんを一個人として認めじっくりと話に耳を傾けなければならないと思います。そのために今までのシステムを根本から見直していくことが必要になってきました。そこで今年の目標に1番手前の治療用ユニットを撤廃しそこにテーブルといすを置いてコンシルジュコーナーを設置をいたします。どうかご期待ください。