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今年のラストブログ

このブログをご覧になっている皆さん。ことしはいろいろなことがありました。経済界ではサブプライムから発した経済危機が話題になりましたが、いろいろな本を読んでみると消費経済の終焉だとか資本主義の限界だとか言われていますが、本当のところはアメリカ主体の経済の発展がそろそろ限界に近づきつつと思います。歯科の技術も欧米主体のいわゆる輸入的な発展を遂げてきましたが、そろそろ疑問に感じている先生も多いと思います。そんな中、日本初の大口式オーギュメーターは異色で日本で初めて考案されたものです。日本人(大口先生開発)による日本人のための(薄い骨やぼそぼその骨)新たなるインプラントの埋入方法です。来年はこの技術をどんどん実践していきたいと考えています。皆さん良いお年をお迎えください。

人間の覚悟

経済が、絆が、国が壊れていく。ついに「覚悟」をきめる時が来た。と過激なタイトルの五木寛之の本で「人間の覚悟」が出ました。いよいよ地獄の門が開いたと本文にありますが、今まさにその時ではないでしょうか?蟹工船という本が最近になってベストセラーになっていますが、「おい、地獄さ行ぐんだで」とあり時代のさきがけを読んでいます。自動車大手のリストラ、派遣切り、赤字に転落、鳥インフルエンザの恐怖様々な脅威が僕たちを包んでいます。僕たちの世代はいままでそんな恐怖は体験したことがなくどう対処していいかわからないです。そんな時はしっかりと腹をくくってじっくりを時代を見据えてブレないでたくましく生きていきたいと思います。母曰く、まだいいわよ命を取られるわけじゃないんだから、私が体験した戦時中のB29による空襲やP51による機銃掃射よりはましだわよ。たしかにそのとうりでした。

静脈鎮静麻酔

今日はお休みなのでどんどんブログを更新していきます。
先週のインプラント手術では当医院の麻酔科医の北濱先生にお願いして静脈鎮静麻酔にて、患者さんのTさんのインプラント手術を行いました。薄い上顎の骨を広げてインプラントを合計3本入れる少し難症例でしたが、患者さんの反応は「何か夢ごこちで高級料亭で懐石料理を食べていた気分でした」と言っておられました。やはり静脈鎮静麻酔は僕たちが考えている以上に患者さんにとっては有意義で、Tさんも「本当にこれをやって良かったし、もし無かったら私耐えられなかったかも」と最後に感想を述べられました。
 手術後、北濱先生、とうちのスタッフ、北濱先生の友人の神奈川歯科の口腔外科のX先生と第一回目の忘年会に繰り出し、おいしい焼き鳥とお酒を飲みながら、また手術の話をしました。その時にX先生曰くうちの大学の口腔外科だったら3時間の手術ですが、先生はたった1時間半でしかも一回法で終わられたていました。やはりオンレーグラフトよりも患者さんの傷の負担が少なく大口式の威力は絶大ですね。との談。

インプラント 大阪講演

昨日、大阪にてインプラントの講演をおこなってきました。内容は大口式のオーギュメーターを使った実習コースです。参加者は16名で皆さんかなりの熟練者でインプラント歴30年というつわものの先生もいらっしゃいました。Camalog インプラントの実習コースと比べてベテランの先生方が多くて質問もかなり専門的なもので骨補てん剤はβーTCPとバイオスとどっちがいいかとか、スリッターで広げた内部は骨補てん剤は入れない方がいいのでは?とか大変に興味ぶかかったです。演者としては質問が多ければ多いほど盛り上がり有意義な会になったと思います。それにしてもこの不景気に熱心な先生が多くて頼もしくも元気をいただいた一日でした。皆さんお疲れ様でした。そして業者の方々ありがとうございました。
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ドリリングをしないインプラント埋入

大口式のインプラント埋入方法をホームページでアップしていますが、最近では上の顎の骨にインプラントを入れる場合はほとんどドリリングをしないで行うことができます。下の顎の骨でも最初にすこしドリリングするだけでこちらもほとんど削りません。この方法に変えてから患者さんの反応もすこぶる良く、全然骨を削られている感覚が全くないとか、気がついていたら終わっていたとか、手術後ほとんど痛みもなく腫れないとかの意見が出されています。日本人の骨はもともと非常に薄かったり、ぼそぼしておりインプラントに向いていません。外国の術式をそっくりとそのまま輸入しても無理があります。今ではこの方法抜きにインプラント治療はまったく考えられません。下の2枚のレントゲン写真は術前と術後のものです。じっくりとご覧ください。
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フェルメール展

昨日、母をつれて上野の東京都美術館で開催しているフェルメール展に行ってきました。フェルメールはオランダのデルフトという小都市で活躍した多くの画家の中でも最も人気が高く、光と影をうまく使った絵には圧倒されられます。特にワイングラスを持つ娘のニヒルな表情と言い寄る男の根胆が見え見えでおもしろいのと、同時に朱色のスカートの襞の自然観が印象的でした。帰りは上野公園の銀杏を見ながら以前にブログでご紹介した韻松亭で昼食を取って親孝行な1日でした。どうしても見たい方は12月5日まで夜7時半の最終入場ではいれます。
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