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大口式インプラント

今週も難症例のインプラントの患者さんを数人ほど手術しました。一人目の患者さんは左の下の奥に2本のインプラントを入れましたが、手前の大臼歯部の骨が薄くとても通常の方法では不可能でした。選択肢は2つあります。ひとつは他の場所から骨を移植して厚くしてから半年ぐらい待って入れる方法です。これだと時間がかかりばかりでなく、とってきたところにも腫れや痛み場合によっては麻痺がおこります。もう一つの方法は大口式で特殊な器具で薄い骨を広げる方法です。もちろん当院では大口式で1日で終了しました。翌日少し腫れたぐらいで痛みもなく無事終了しました。この日本発の方法をもっと広めるために来月の11月3日は講演を行います。
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